英語のノベルティは、字義的には珍しい事象や物のことを指すのだそうです。企業やお店が自分の会社やお店を宣伝するために、また時別な商品を紹介するために、無料で配布することの多いノベルティグッズ。商品に自動的についてくるといったようなものを含めると、本当にたくさんの種類が巷にはあふれています。ノベルティは、けして珍しいモノではないという、ちょっと皮肉な現実です。

しかし、そのような状況にあっても、もらって嬉しかったものは存在します。もちろん無料でもらうものですから、初めからそう期待はしていないのですが、使ってみて改めて、その価値に気づくものがあったりするのです。例えば、缶バッチが上部に飾りについているボールペン。缶バッチ部分には商品キャラクターが描かれていて、可愛らしくて良いのですが、かさばるために外出先で使うには至って不便です。

それで、キッチンの隅に転がしておきました。通常何日かすると家族の誰かが持って行ってしまい紛失の相次ぐ我が家で、この缶バッチボールペンはその後、一年近くの間どこへも行かずにキッチンで役立ってくれました。誰も持って行かなかったのです。さらに、ノベルティでは多いキーホルダーのなかで、ライトとメージャーのついたもの。

これも、キーホルダーとしては使いにくいのですが、いつも使うハンドバッグの取手の内側に付けておくと、ライトとメジャーが思いのほか大活躍することに驚きました。私たちの生活に溶け込んでいるノベルティには、このような珍しさの発見があるのかもしれません。