クラスTシャツは、文化祭や体育祭などの学校イベントやパレードなどの街頭デモなどで着用するおそろいのTシャツのことです。今まではイベントのロゴなどをワンポイントや背中側に入れるようなデザインが一般的でしたが、最近では記念のイベントということもあり凝ったデザインのクラスTシャツも登場するようになっています。金額的には比較的リーズナブルなものから高額なものまで範囲があるため、予算に応じて作ればよいのですが問題となるのは制作までの期間です。金額はデザインを内製化すればコストはTシャツの生地代と印刷代だけで済みますが、どのデザインにするかクラスの合意形成をとることがとても大変だからです。

クラスTシャツは一生の思い出にもなるため、色々なデザイン案が出たり様々な凝った内容(例えばクラス全員の名前入りのものなど)の意見が発生することがあります。人数が増えれば増えるほど合意形成を取ることは難しくなり、最終的にはいくつかのデザイン案から投票によって決められることが多いようです。合意形成した後も正式なデザインを発注したり内製化なら制作したりの工数がかかりますし、印刷においても生地の手配から裁断法制などが発生すればそれだけ期間がかかります。また全て同じサイズというわけにもいかないので、サンプル品でどれくらいのサイズを選ぶのかを決めるなど様々な事項があることに注意が必要です。

ただ、これらの苦労を乗り越えて出来たTシャツは一生の思い出になることは間違いありません。